Experience
"WA" Stay
2019.01.18
冷たい空気が肌を刺し、本格的な寒さを感じる冬。この季節の旅は、きりっと澄んだ空気と大自然、そしてあたたかい宿で過ごすゆっくりとした時間を満喫したい。
気のおけない友だちグループで行く女子旅なら、泊まる場所はまわりを気にせずはしゃいだり、その土地の食材を自分たちで料理したり、自由気ままに過ごせる宿がいいな。
そんな願いをかなえてくれる一棟貸しの宿泊施設、鳥取・大山の「Gramp House DAISEN(グランプハウス大山)」をご紹介します。
東京・羽田空港から飛行機で約1時間半、米子鬼太郎空港から車で約40分。トータルで2時間あまりと、東京からも意外と気軽に行ける鳥取県大山エリア。
西の最高峰、大山のふもとに広がる美しい景色と、日本海でとれた新鮮な魚介も楽しめて、見どころもいっぱいな人気の観光スポットです。
Gramp House DAISENは、“お部屋さがし”でおなじみの株式会社CHINTAIが運営する宿泊施設。1日1組限定の一棟貸しの別荘で、暮らすようにゆったり滞在できます。
エリアをよく知るCHINTAIが選んだ施設だからこそ、ロケーションと室内の居心地のよさは抜群。小高い場所に立つ宿の目の前には、晴れた日には雄大な大山を一望できます。
一軒家でアットホームな雰囲気のあるこの宿。「一棟まるごと」で借りられるから、友だちや家族など、グループ(8人まで使用可)での利用におすすめ。
夏は広い庭でBBQ、冬は調理器具が充実しているキッチンを使って鍋など、季節によっていろいろな楽しみ方ができます。
今回は、米子鬼太郎空港からも近い境港の市場で手に入れたカニや貝などを持ち込んで、冬のあたたかい鍋を堪能してきました!
まずは施設の一階をご紹介。玄関を上がりドアを開けると、22畳ほどのリビングが広がっています。
キッチンとの仕切りがない広々としたワンフロアのリビングは、ゆったり座れるソファスペースと掘りごたつが魅力です。まるで親戚のお家に遊びに来たような、はじめて訪れたのにどこか懐かしくなる、ほっとする雰囲気。
リビングの窓を開けると、寝椅子付きのウッドデッキが。視界を邪魔するものがなく、あるのは空と山と木々だけ。雪のない時期であれば、冬でもごろんと寝そべって、読書にふけったり、ぼーっと何もしない時間を過ごしたくなります。
日が落ちたら、いよいよお楽しみな夕食タイム。境港隣接の水産物直売センターで購入したカニを主役に、あたたかい鍋料理を準備!
おおきな松葉ガニ(オス)2匹と、小さいセコガニ(メス)を2匹。そのほか新鮮なバイ貝や野菜、お酒を買っても4人分で予算2万ほど。おもてなしが揃って至れり尽くせりな宿も快適だけれど、リーズナブルに、自分たちで選んだその土地の食材を使って料理にチャレンジしながらの食事もまた、楽しい旅の思い出になりますね。カセットコンロと鍋は、それぞれ2セット付いています。
掘りごたつをみんなで囲んで鍋なんて、なんだかほんとに家にいるみたい。飲んで食べて笑って、尽きることのないおしゃべり。女子旅の醍醐味は、こんなふうに時間を気にせず過ごすひとときなのかもしれません。
Gramp House DAISENには、なんと蒸し器も常備してあります。セコガニはこれを使って食べました。そのほか、お芋や野菜を蒸してサイドディッシュとして料理に添えてもいいですね。
晩酌には、鳥取の地酒を。宿の近くのスーパー「イオン日吉津店」で購入したのは、鳥取各地の酒蔵の日本酒をセットにした「飲み比べセット」。すべての酒蔵を回るのはむずかしいけれど、こんなふうに少しずつ飲み比べできるのはうれしいですね。お土産にもおすすめです。
境港市にある「千代むすび酒造」の日本酒には、境港市がふるさとである水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターが描かれたかわいい瓶やワンカップも。こちらの酒造には、鳥取県内のみで栽培されている酒米「強力」を使用した日本酒が多数ラインアップされているので、お酒好きの方はぜひ試してみてくださいね!
大山のふもとの伏流水でつくられた「大山Gビール」。世界のベストビールを選ぶワールド・ビア・アワードで、金賞を受賞したこともあるビールなのだそう!
そんな世界一にもなった地ビールの飲み比べセットも「イオン日吉津店」で購入可能。まずはどれから飲んだらいいかわからない、という人は、少しずつ試してみてお気に入りをみつけてみては。
翌朝は早起きして、お庭を散策。夜明けの空は薄紫色から徐々にグレーに、時間の流れとともに山や木々の表情も変化をみせます。こんなふうにゆっくりした時間を過ごすのって、いつぶりだろう・・・・・・ふだんは時間に追われて忙しい日々を送っているからこそ、ここで過ごす非日常の時間が最高のごほうびになりますね。
大自然の澄んだ空気を吸い込んで、深呼吸。日常を忘れる場所でなかよしの友だちと楽しい思い出をつくったら、またいつもの生活へ。すっかり満喫した旅のあとは、少し背筋がのびたように感じて、今までとはちょっと違う、あたらしい日常をはじめられるかもしれません。
気になる施設の詳細をご紹介します。遊びに行かれたときの参考にしてみてくださいね!
広めのキッチンには、ひと通りの調理器具や調味料、食器類が常備されています。
調味料はひとまとめに設置。必要最低限のものは揃っていますが、スパイスなどひと味足したい人は持参するといいかもしれません。
引き出しを開けると、食器やカトラリー類(カニフォークも!)、炊飯器も揃っています。
ボタンひとつで淹れたてコーヒーが楽しめる、ネスカフェの「バリスタ」も。
8畳が1つと、6畳が3つ、全部で4つの和室。休息に集中できるシンプルなつくりになっているので、思い思いに静かな夜を過ごせます。各部屋に布団が用意されているので、それぞれひとり時間を楽しんでもいいし、大きい部屋にみんなで布団を並べて、眠りにつくぎりぎりまでおしゃべりに花を咲かせても。
広々として清潔感のある浴室。湯張りタイマーや追い炊き機能も付いて、大人数で順番に利用するときに便利です。近くの温泉に行くのもいいけれど、遅く着いて時間がとれないときなどは助かりますね。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、松山の老舗化粧品メーカー「松山油脂」が手がける女性に人気のブランド「LEAF&BOTANICS」のもの。天然由来の素材とさわやかな柑橘類の香りでリラックスしたバスタイムを過ごせますよ。
そのほかバスタオルや、フェイスタオル、歯ブラシ、ドライヤ-などもちゃんと付いています。
トイレは、1階と2階にひとつずつ(2階は洗面所といっしょになっています)と、グループでの利用にうれしいつくり。
さらに1階には、数日間滞在する場合にあると便利な、洗濯機も設置されています。
Gramp House DAISENから、車で20分ほどの距離にあるスーパーマーケット「イオン日吉津店」。食品売り場は23時までやっているので、買い忘れなどがあったときにも便利。さきほどご紹介した地酒セットのほか、夕食に必要なほとんどの食材が調達できます。
写真は、イオンに隣接された新鮮市場。ここでも境港で水揚げされた松葉ガニをはじめ、新鮮な魚介や野菜が揃っているので、市場まで行く時間がないという人も助かりそうです。
時間に余裕があれば、海辺にある「皆生(かいけ)温泉」もおすすめです。弓ヶ浜の美保湾岸にわくこの皆生温泉は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、塩分による保温・保湿効果があり、「美肌の湯」として注目されています。源泉数は19ヶ所、湧出量は毎分4400リットルと、豊富な湯量を誇る山陰地方最大の温泉地。こちらもGramp House DAISENから車で20分ほどの距離にあるので、気軽に立ち寄ってみてくださいね!
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※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
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Accomodation